このブログ(ai-navi-tools.net)は、3ヶ月間でSearch Consoleの検索クリックが7回だった。ほぼゼロだ。毎日記事を投稿しても、誰にも読まれない期間が続いた。
ただ、原因を調べて一つずつ潰していったら、少しずつ改善の兆しが見えてきた。この記事では、実際にこのブログで起きた「アクセスゼロ」の原因と、やった対策を具体的に書く。
原因1:34ページが404エラーを出していた
Search Consoleを確認して一番驚いたのがこれだ。「見つかりませんでした(404)」が34ページもあった。
理由は単純。過去にAI量産記事を47本投稿し、その後品質改善のために35本を削除した。しかし、削除した記事のURLをGoogleはまだ覚えている。クローラーが来るたびに404を返し、サイト全体の信頼性を下げていた。
対応は、Hugoのaliases機能を使って、削除済み記事のURLから関連する既存記事への301リダイレクトを設定した。たとえば「/posts/midjourney-dall-e-比較-画像生成/」は、内容が近い画像生成の記事へリダイレクト。旧パス構造(/auto-blog/privacy/など)のURLはトップページへ。
AI記事を大量に消した経験がある人は、AIブログ記事量産はやめとけの記事も読んでほしい。同じ轍を踏まないために。
原因2:タグページとRSSがGoogleに無駄にクロールされていた
「クロール済み - インデックス未登録」が25ページあった。内訳を見ると、大半はタグページ(/tags/○○/)とRSSフィード(*.xml)だった。
Hugoはタグやカテゴリのページを自動生成する。記事が1〜2本しかないタグページは、Googleから見れば「中身の薄いページ」だ。RSSフィードのXMLも同じく、インデックスする価値がないとGoogleが判断する。
これ自体は問題ではないが、「インデックス未登録」のカウントが膨れると、サイト全体の品質スコアに悪影響がある。対策として、robots.txtに以下を追加した。
Disallow: /tags/
Disallow: /*.xml$
これでGoogleがタグページとRSSを無駄にクロールしなくなる。インデックス未登録のカウントも減る。
原因3:AI量産記事がGoogleに低品質判定されていた
一番根深い問題がこれだ。最初にGroq API(無料のLlama 3.3)で47本の記事を自動生成した。全部同じ構成・同じ文体・同じテンプレート語。Googleはこれを「scaled content abuse(大量生成コンテンツの乱用)」と判断した。
AdSenseに5回申請して、5回とも「有用性の低いコンテンツ」で不承認。最終的にアカウント自体が閉鎖された。詳しい経緯はAdSenseに5回落ちた全記録に書いている。
ここから学んだのは、一度「低品質サイト」の烙印を押されると、その後いくら改善してもGoogleの評価が覆りにくいということ。47本→12本に削減して全記事に一次情報を入れても、審査は通らなかった。
原因4:ドメインが新しすぎて権威性がゼロ
ai-navi-tools.netのドメイン取得は2026年4月。記事を書いている時点でまだ3ヶ月しか経っていない。被リンクもゼロ。SNSからの流入もほぼない。
新しいドメインが検索上位に表示されるには、最低でも半年〜1年はかかると言われている。これは対策というより「待つしかない」問題だ。ただ、待っている間にできることはある。記事数を増やし、内部リンクを整備し、サイト構造を健全に保つこと。
このブログはHugo + GitHub Pagesで無料運用している。サーバー代がかからないので、成果が出るまで気長に続けられる。WordPressでブログを始めたい場合はXserver公式サイトが国内シェアNo.1で月額990円から使える。構築手順はHugo+GitHub Pagesでブログを始める手順にまとめている。
実際にやった対策のまとめと効果
対策は以下の4つだ。
- 404リダイレクト設定:削除済み記事34件にHugo aliasesで301リダイレクト
- robots.txt最適化:タグページとRSSフィードをDisallow
- 記事品質の改善:AI量産をやめ、体験ベースの記事のみ投稿
- Search Consoleで修正検証:404修正後に「修正を検証」リクエスト
効果が出るまでは1〜2週間かかる。この記事を書いている時点では、まだ検証リクエストの結果待ちだ。ただ、少なくとも「404がサイト評価を下げ続ける」問題は止められた。
アクセスゼロの原因は複合的だ。一つの対策で劇的に改善することはない。でも、一つずつ問題を潰していけば、検索エンジンに「まともなサイト」として認識される土台ができる。
もう一つ大事なこと。アクセスゼロの期間に心が折れて更新をやめてしまう人が多い。僕自身、3ヶ月で7クリックという数字を見たときは正直きつかった。でも、ブログは積み重ねのメディアだ。半年後、1年後に花が咲くかもしれないし、咲かないかもしれない。確実に言えるのは、更新をやめたら絶対に花は咲かないということだ。
ランニングコストをゼロに近づけておけば、成果が出なくても続けられる。このブログはHugo + GitHub Pagesで月額0円。サーバー代がかからないから、「元を取らなきゃ」というプレッシャーもない。この精神的な余裕は意外と大きい。
まとめ
- Search Consoleで「インデックス未登録」の理由を必ず確認する
- 削除した記事の404は放置せず、関連記事へのリダイレクトを設定する
- タグページやRSSなど不要なページはrobots.txtでクロール除外する
- AI量産記事は一度低品質判定されると回復が極めて難しい
- 新しいドメインは半年〜1年かけて育てる覚悟が必要
- 成果が出るまで続けるには、ランニングコストを抑えることが重要